サラシアってなに?

サラシアを語る上でまずアーユルヴェーダを説明する必要があります。

紀元前5世紀ごろ、インドにおいて伝承医学アーユルヴェーダが成立し、インドからスリランカなどに広がっていきました。

アーユルヴェーダは西洋医学のように症状を取り除き、病気を治すのではなく、普段の生活から健康を意識し、若さを保ち長寿を目的とした予防医学です。

医食同源やヨガ・瞑想といった日常生活に関係するものから、命に関わるものまでを科学する医学です。

そのアーユルヴェーダにおいて、サラシアの幹を煎じたお茶が糖尿病予防薬として使用されていて、古くから王族や貴族が常用していました。

スリランカ シーギリヤロック

サラシアの中でもサラシアレティキュラータ、サラシアオブロンガ、サラシアプリノイデス、サラシアキネンシスの4つが有名です。

それぞれサラシアはアーユルヴェーダにおいて使用する部分や薬効・効能が異なるとされています。

スリランカ産のサラシアレティキュラータは”コタラヒムブツ”と呼ばれていて、高地のみに自生し、成長までに約7年もかかります。

その為スリランカ政府より品質保護などのために輸出制限され、希少価値が高いことで知られています。

コタラヒムブツ カップ

サラシアレティキュラータ=コタラヒムブツはさまざまな研究がされていて、多くの作用が認められています。

その中で比較的に世の中に認知されている成分に、ポリフェノールの一種である「サラシノール」と「コタラノール」が挙げられます。

この2つの特徴的な働きとして糖分が単糖まで分解されず大腸まで行き届き、善玉菌のエサになることがわかっています。

その良い連鎖によって腸内環境が整うと言われていて、サラシアは美容や健康を意識している人たちから注目されているのです。

まだまだサラシアには語り切れない多くの情報がありますが、サラシアを知るきっかけの一つとなれば幸いです。

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